ダイナミックディスクを利用する最大のメリットは、パーティションを切り直す(一度パーティション領域を解放してから、再度、作成し直すこと)ことなく、パーティション サイズを拡大できる点だろう。つまり格納されたファイルを維持したままパーティションの容量を広げ、空き容量を増やせるということだ。このとき、増加分に使用するディスク スペースは不連続な領域でもかまわないばかりか、異なるディスク上にあってもかまわない。また、Windows NT 4.0でもサポートされていたフォールト トレラント ディスク(ミラーセットとパリティ付きストライプ セット)は、Windows 2000ではダイナミック ディスクを使って構成するように変更されている。ただし、NT 4.0からWindows 2000へアップグレード インストールした場合に限っては、ベーシックディスク上でもそのままフォールト トレラント ディスクを利