今回紹介するのは屋守です。 屋守が誕生するまでには熱いエピソードがあったのです。 今回はいつもと違って長い記事ですが、最後までお付き合いいただければ幸いです。 とても熱い気持ちになることは保証します。 <0からの始まり> 屋守の生みの親である4代目の田中孝治氏は家業を継ぐために実家に戻ったはいいものの、酒造りの知識がほとんどありませんでした。そこで知識を得るために広島の酒類総合研究所に3ヶ月間の講習を受けに行くことにします。酒類総合研究所で平孝酒造の平井浩治氏と運命的な出会いを果たします。平井さんとは3ヶ月間の講習中は同室であったため、ほとんど知識のなかった田中さんはわからないことを色々と教えてもらったのだそうです。3ヶ月の講習を終えて、実家の仕事の手伝いをしていると、愛知のお酒の「醸し人九平次」というお酒に出会います。お酒の事がわからないなりにも、こんなにおいしいお酒があるのだと感動した