日本通運との共同出資会社が手掛けていた「ペリカン便」の宅配事業を吸収して1日にスタートした日本郵政グループの「ゆうパック」で、集配作業の一部に遅れが出ていることが3日、明らかになった。 日本郵政によると、1日から一部の地域で、指定された配達時間に宅配便が届かないなどのトラブルが発生しているという。集配作業の遅れが出ている地域や件数などの実態把握を進めている。 集配拠点が荷物の取扱量の増加に対応できなかったり、ペリカン便を扱っていた職員が郵政側の作業手順に不慣れだったりしたことが原因とみられる。日本郵政は職員数を増やすなどの対応を取っている。