山梨県の水産技術センターは、キングサーモンとニジマスの交配に日本で初めて成功し、新たな魚を公開した。 新たな魚は、ニジマス譲りの丸い顔はそのままだが、体は大きめで、虹色は薄く、黒い斑点に覆われている。 味に定評があるキングサーモンは、繁殖が難しく、ニジマスは丈夫で飼育しやすいことから、両方の良いところを取り入れ、2007年度から交配に取り組んでいたという。 県は、魚の名称を公募し、東京オリンピックが開催される2020年に向けて、県の特産品として、観光の目玉にしたいとしている。
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