政府が検討しているゴールデンウイークなどの休暇を地域ごとに分散させる方法の具体案が、日本テレビの取材で明らかになった。 検討案では、ゴールデンウイークと秋のシルバーウイークとしてそれぞれ土日を含めた5連休を作り、「北海道・東北・北関東」「南関東」「中部・北陸信越」「近畿」「中国・四国・九州・沖縄」の全国5つのブロックごとに時期をずらして取れるようにする。時期をずらす範囲は、5週間と2週間半の2つの方法が検討されている。 全体の休日の日数は増やさず、5月の憲法記念日、みどりの日、こどもの日、7月の海の日、9月の敬老の日、10月の体育の日は休日ではない記念日となる。 こうした案について、政府は3日、産業界から意見を聞くなどして議論を進める。祝日法の改正も必要で、実現するのは早くても再来年以降となる。
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