医療業界専門誌の薬事日報社は4月24日、同社サイトの改ざん被害について経過説明を行った。同社サイト「薬事日報ウェブサイト」が4月17日に不正アクセスを受け、閲覧者をウイルスに感染させる狙いで一部ファイルが改ざんされた。 不正アクセスは17日午前6時ごろにあり、一部のファイルが改ざんされて、閲覧者を外部サイトへ誘導する仕組みになっていた。改ざんされたファイルは午後7時半ごろまで公開され、同社ではサイトの運用を停止した。閲覧によってウイルスに感染した疑いがあるとの報告が3件あったが、個人情報の流出は確認されていない。また、有料会員制サイト「YAKUNET」は影響を受けていなかった。 ウイルスの種類は特定されておらず、現在も調査中。感染すると、sqlsodbc.chmファイルが改変されるほか、ウイルススキャンやコマンドプロンプト、レジストリエディタを実行できなくなる。Internet Explo
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