6月29日、中国と台湾は、経済協力枠組み協定に調印。写真は調印式で握手する中国の海峡両岸関係協会の陳会長(右)と、台湾の海峡交流基金会の江理事長(左)。重慶で撮影(2010年 ロイター/Jason Lee) [重慶(中国) 29日 ロイター] 中国と台湾は29日、自由貿易協定(FTA)に相当する「経済協力枠組み協定(ECFA)」に調印した。 ECFAの締結により、約800品目の関税が引き下げられ、中台間の貿易拡大を支援する見通し。 中国は中台統一の目標に向け、台湾に大きく譲歩する姿勢をみせており、ECFAは台湾側に有利な内容となっている。