計画停電の時間割り表 東京電力は22日、これまで管内を5グループに分けて順番に停電させてきた「計画停電」について、今後はさらに細かく全25グループに分けて運用すると発表した。より正確な停電の予定を利用者に知らせるとともに、地域ごとの不公平さの解消も狙う。早ければ26日から始める。 今は200万〜300万世帯ごとに大きく五つにグループ分けし、停電させる時間帯を設定している。東電によると、各グループをさらに五つの「小グループ」に細分化する。大グループの停電予定の時間帯の中で、どの小グループを停電させるか、もしくはさせないかを広報する。 これまでの大グループ方式では、全体の電力需要によってグループ内で停電させる地域とさせない地域のバラツキが出ていた。停電を見越して生活や仕事の予定を立てても無駄になったり、グループ内のどこが停電になっているのか住民が把握できず、外出に不便を強いたりしてきた。