24日、Internet Explorer(IE)に脆弱性が見つかったとしてマイクロソフトがセキュリティアドバイザリを公開した。INTERNET Watchでもニュースとして「IEの危険な脆弱性、マイクロソフトが今後のパッチで対応予定」と報じている。 この脆弱性は悪用されると、WebサイトやHTMLメールを通じて任意のコードを外部から実行される恐れがある。デンマークのSecuniaや仏FrSIRTなどのセキュリティベンダーでは、最も危険な脆弱性として警告している。現在までにわかっている問題について解説しておきたい。 ● 乗っ取りコード自体の作成も可能な状態 マイクロソフトやSecunia、FrSIRT、それにこの問題が投稿されたメーリングリスト「Bugtraq」などの情報を総合すると、かなり危険な脆弱性であるようだ。 この脆弱性はヒープオーバーフローの問題なのだが、日本時間の3月27日未明