地球外知的生命体を探し出す“SETI@home”プロジェクトのクライアントの実行をCPUのSSE命令セットを利用することで高速化できるパッチ「Windows Port of Alex Kan's」v8.0が、4月30日に公開された。32/64ビット版Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XP/Vistaの32ビット版で動作確認した。現在、作者のホームページからダウンロードできる。 「Windows Port of Alex Kan's」は、分散コンピューティング向けの汎用クライアントソフト「BOINC」による“SETI@home”プロジェクトの処理を高速化できるパッチ。標準の“SETI@home”では対応していないSSE命令セットを利用する仕組みで、作者のサイトではSSE2/3/4.1およびSSSE3用のパッチが用意されている。 利用するには、まず「BOINC」