世界最大のPCベンダーとして君臨するヒューレット・パッカード(HP)は、(少なくとも日本では)企業向けという印象が強いが、ここのところ、コンシューマー向けの製品展開にも熱心だ。日本のコンシューマーユーザーをHPはどのように見ているのだろうか。そのあたりを、日本HPパーソナルシステムズ事業統括モバイル&コンシューマービジネス本部プロダクトマネージャー菊池友仁氏に話を聞いてきた。 ワールドワイド主導で実現したZEN-design ──かつてのIBMのような巨人のイメージが強いHPブランドですが、米国HPと日本HPとの関係はどのようになっているのでしょう。 菊池 HPはワールドワイドを北米、南米、欧州、アジア/パシフィック/ジャパンという4つのリージョンに分けています。当然、日本HPはアジア/パシフィック/ジャパンに属します。このリージョンのヘッドクォーターはシンガポールにあります。また、パーソ