米TDKは8月31日(米国時間)、約200GBの記録容量を可能にする高解像度ブルーレーザー技術の開発を明らかにした。 今日のBlu-rayディスクは1層25GB/ 2層50GBだが、TDKは2005年5月に開催された「TDKテクノフォーラム2005」や「CES 2006」などで片面25GB×4層で100GBのブルーレーザーディスクのプロトタイプを展示していた。今回発表された技術では、信号処理の向上で従来の回折限界を超えられるようになり、BD再生仕様の範囲内で片面33.3GB×6層(200GB)の高密度化が可能になった。実現には同社のマテリアル技術も大きな役割を果たしているという。「Blu-rayの非常に意欲的な技術ロードマップが現実的であることが確認された。ライバルに比べてフォーマットの長期的な価値を証明できるなど、大きな成果だと言える」と製品リサーチ&開発担当のBruce Youmans