業界コンソーシアムのKhronos Groupはシンガポールで現地時間12月9日、API仕様「OpenCL 1.0」を公開した。OpenCLは、Appleが最初に提案したものだが、グラフィックチップ企業のNVIDIAやAdvanced Micro Devices(AMD)など多くの企業から支持を獲得し、業界標準となった。 OpenCL(Open Computing Language)は、基本的には3Dグラフィックスとコンピュータオーディオのオープンな業界標準で、グラフィックスプロセッシングユニット(GPU)の性能を拡張することを目的とする。 意外なことではないが、NVIDIAやAMDのグラフィックス部門であるATI Technologiesなど、グラフィックチップ企業は早々とOpenCL 1.0のサポートを表明している。NVIDIAとATIがそれぞれ12月9日に発表したほか、Khronos
