米New York Times紙が5月1日に報じたところでは、Microsoftがブラウザ新版のInternet Explorer(IE) 7でMSN検索をデフォルトに設定しているのは独占力の行使に当たり不当だとして、Googleが米司法省と欧州委員会に懸念を伝えた。 IE 7では右上に検索ボックスが組み込まれ、MicrosoftのMSNがデフォルトの検索サービスになっているが、Googleはこれについて、MicrosoftがWebトラフィックを不正に獲得して競合相手から広告収入を奪い取ることを狙ったものだと主張しているという。 Googleでは米司法省および欧州委員会と最近行った話し合いの中でMicrosoftのこの行為について取り上げ、消費者の選択肢を制限するものであり、競争上の懸念があるとの見方を伝えたと、New York Timesは報じている。 これに対してMicrosoftでは
![「IE 7のMSN検索統合は不当」――Googleが当局に懸念表明](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a8896f8ff3489bbbcbbc8cfd0206b3ad4067f64e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_news.gif)