印刷 スマートフォン利用者の情報を、本人に明示しないまま集めていたプログラム「アップログ」の問題で、開発したベンチャー企業「ミログ」(東京)は26日、アップログに関するすべてのサービスを終了する、と発表した。 アップログは、行楽地ガイドや電話帳などのアプリに組み込まれ、スマートフォンの固有番号、他に導入済みのすべてのアプリ名、各アプリの起動時間帯などのデータをミログに毎日送信。データから利用者の性向を分析し、興味を引きそうな広告を配信する仕組みだった。 組み込まれたアプリの紹介文などにはアップログの機能が明示されておらず、批判が集中していた。ミログは26日の発表で、これまでに収集したデータは破棄する、とした。 関連リンク「アップTV」も勝手に情報収集 アプリ配信を停止(10/11)アプリ利用時間や回数丸わかり 「アップログ」に批判(10/5)