『安心、それが人間の最も近くにいる敵である。』 シェイクスピア 9月29日の日記の、トリムさんからのコメントで、 『自分の進路を吟味する機会というのは、今は自分自身で発見していかないといけないと思うのですが、できるのであれば、大学の仕組みの中にそういった機会が盛り込まれるべきだろうとこのごろ考えております。』 という意見をいただいた。 どうしたらキャリアパスに対するイメージを具体的に持つことができるだろうか。 博士の生き方で最近トリムさんが述べられているいくつかの記事を読み、多くの共感を覚えた。例えば以下の2点について。 『予防的な取り組みとして実効性に疑問をもつものも多くありました。』 『さまざまな道があると示すことや、インターンシップに放り込むことは、そういった道がありえないと考えている人にとっては果たして意味があるのだろうか。』 一度アカデミアに進むと決断した人達に対しては、様々な取
>のろのりさん >いむぱくとふぁくたーさんは研究への原動力についてどのような考えをお持ちですか? >いむぱくとふぁくたーさんの価値観はどのようなことで構成されていますか? 研究の原動力に関しては、昨日触れた2つの要素で捉えています。 1つは、根本的な生命への好奇心を満たすこと。もう1つは、勝負事として勝利すること。 両方を得るのが最高の形ですが、片方がダメでも、もう片方でまあまあ良ければ、モチベーションを維持できるでしょう。そうやって続けながら、もう片方を勝ち得るためにがんばる。あるいは、すでに得ている方をブラッシュアップする。これが現実的なのではないでしょうか。だから、この2つの要素のうち、少なくとも一方は保障できる体制が、ラボには求められます。 ここで難しいのは、1つ目の好奇心の充足は、人によって関心が違いますから、保障するのが困難だということです。だから、ラボ
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