やっぱり米国の男性は進んでいる…。あるパーティーで知り合った、製薬業界で働くアラン・サッサーさんの話を聞いて感心した。私は今年の8月から米ミシガン州に来ており、ミシガン大学フルブライト客員研究員をしている。「米国男性の家事育児参加と妻のキャリアに与える影響」をテーマに調査を行うためだ。 冒頭のアランさんは、妻のデボラさんと10年前に結婚した。アランさんは、「彼女の仕事の都合で、これまでに3回引っ越しをした。僕はそのために転職したり、昇進を打診された時に断らなくてはいけないこともあったんだ」と言う。 日本の場合、働く女性が岐路に立たされるのは、子供ができた時とパートナーが転勤、海外留学などをする場合だ。こういう場合、大抵は女性が仕事を辞めることになる。それだけに、アランさんの話には「さすがアメリカ」と感じた。 アランさんは大学で生物学を学んだ後、製薬業界で働いてきた。生物学の学位とMBA(経
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