33歳、独身のワーキングウーマンを主人公にしたTBSのアニメ「erico」。タレントの眞鍋かをりが初めて声優にチャレンジし、3月19日深夜にテレビ放映されてから、スポーツ紙などでも話題になっている。今回は「erico」のプロジェクトチームに、企画・制作までの経緯を伺った。 このアニメは、大手映画配給会社に勤務する独身女性ericoの日常を描いた、涙あり笑いありのコメディ。筆者は現在34歳だが、作品を見ると「あ、これはまるで私…」と共感することしきり。その上、ただ面白いだけではない。アニメの制作過程には、様々なビジネスエッセンスが詰め込まれていたのだ。 “萌え”でなく“等身大”の女性を主人公に アニメの女性主人公といえば、昨今は“萌え”と呼ばれるキャラクターが全盛。しかし「erico」では、独身のビジネスウーマンが主役だ。これは、発案者の山口泰広さん(TBSテレビ技術本部技術局開発センター兼
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