道具やモノに触れるとき、そこには何らかの「インタフェース」が存在していることにお気づきでしょうか。「界面」とも訳される、インタフェースは、隔たる世界をつなぐ架け橋の役割をしています。コンピュータ技術と私たち人間との結びつきが強まる現代で、人間社会とコンピュータ世界とのよりよい関係を築くためのインタフェースが私たちの生活にとって重要なものとなっています。理性と本能、二つの顔を合わせもつヒューマン・インタフェース研究者、イナミ博士の手によって生み出された作品は、ワクワクする楽しさを与えてくれるだけでなく、まるで私たちの身体の中まで入り込んでくるような怖さもはらんだインタフェースでした。 現在、未来館3階メディアラボではそんなイナミ博士の作品が集う「ジキルとハイドのインタフェース」と題した展示を行っています。本イベントでは、イナミ博士本人とともに、イナミワールドが魅せる現実社会とコンピュータ世界
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