このところ、「次世代データ通信」や「高速データ通信」などと呼ばれる、モバイル向けのインターネット接続サービスが続々と登場しています。 中でも注目されているのは、12月24日に始まったNTTドコモの「Xi(クロッシィ)」でしょう。 クロッシィは、次世代の通信規格である「LTE」(Long Term Evolutionの略)を採用したデータ通信サービスです。現在主流となっている3G、FOMA(HSPA)回線を利用したデータ通信では受信時最大7.2Mbpsが上限でした。Xiでは、3Gの技術を発展させることで、受信時最大37.5Mbps(羽田空港ターミナル駅周辺など一部屋内施設では、最大75Mbps)の高速通信を実現しています。また、HSPAに比べると、LTEは周波数の利用効率が約3倍高いため、利用者が増えても通信速度が低下しにくいという特長も持っています。 NTTドコモでは、次世代の通信規格で