■ 高速化、かつ安定したパケット通信が可能となったPHS 「W-OAM」は、WILLCOM Optimized Adaptive Modulationの略で、その名の通り、PHSの通信事業者であるウィルコムが採用したPHSの高度化通信規格です。対応基地局が導入されたエリアで対応端末を使った場合、従来のエリア・端末の組み合わせでの通信と比較して、「データ通信速度の高速化」「電波の弱いエリアでの通信の安定化」という2つの特徴があります。 データ通信速度は従来の最大1.6倍となっており、8xパケット方式では最大408kbpsでのパケット通信が可能となります。 ウィルコムでは、現在、データ通信利用の多い地域からW-OAMに対応した基地局の導入を進めています。また、端末に関しては、音声端末「9(nine)」や、データ通信カード「AX520N」、W-SIM通信モジュール「RX420AL」などの「W-O