カレンダーには日付や曜日以外に、方位などの吉凶、その日の運勢などが書かれているものがあります。 それらのことを暦注(れきちゅう)といいますが、六曜(ろくよう)も暦注のひとつです。 六曜は暦注の中でも最も有名なもので、1日ごとに順番で巡ってきて、その日の吉凶や運勢を占うために用いられています。 関連:【暦注一覧】暦注(上段・中段・下段)の種類とそれぞれの意味とは? 六曜は中国で生まれた思想で、日本には鎌倉時代(1185年~1333年)から室町時代(1336年~1573年ごろ)にかけて伝来したといわれています。 江戸時代(1603年~1868年)の末期ごろに現在の形になり、庶民の間でもその日の吉凶や運勢を知るために用いられるようになりました。 明治時代(1868年~1912年)には迷信であるとして政府が一切禁止にしてしまいます。 しかし、必要という要望もあったことから完全に廃止することはできず