さて、今回は漫画の構図について少し。 (※作品のネタバレ含みますので、注意) 四コマ漫画の構図について少し書いておきたいと思いまして。 四コマ漫画は、基本的にフレーム(枠)が不変で構図を上手く利用しなければ面白味が出てきません。そういう点では、映画やアニメーションにも通ずる部分があると考えています。何かと見下されがちなジャンルですけど。 そんで、『未確認で進行形』という漫画が自分はもう胸がキュンキュンするくらい好きでして、その面白さを発現させているのが主に構図だと思うんですね。それを中心に見て行きたい。 <1、ダッチアングルの表現> (画像:1-1) まずは、水平の構図の例。 これは、小紅(画像右)が真白(画像左)の年齢を疑っているシーン。小紅や真白といったキャラに対してフレームは垂直になっているので、水平の構図で描かれていることが分かる。 (画像:1-2) そんで次のコマ。フレームが左方
![「未確認で進行形」から見る構図の技法と魅力について : GOMISTATION.FY](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/afabd9e771023d67123aa072a86c7c8c817b72b4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flivedoor.blogimg.jp%2Fouritu_dora%2Fimgs%2F5%2Fd%2F5d901a4c-s.jpg)