パッケージベースのシステムの要件定義では、通常、実現機能一覧表、すなわち、実現機能とカスタマイズ内容を説明する一覧表を作ります。 先日、他のメンバが作った表をレビューしていて、自分がどのようにこの表をチェックしているかの手順が明確になりました。 まず横軸。カスタマイズの内容が妥当かどうかを判断できる論理構成になっているかどうか? そのための構成としては、横軸を実現したい機能(ToBe)、パッケージの標準機能(AsIs)、カスタマイズの内容(実現方法)にするのが一般的だと思います。すなわち、実現したい機能と事実としてのパッケージの標準機能を説明しつつ、その差分が、カスタマイズ内容の根拠となるように横軸を構成します。 次は縦軸。縦軸は実現したい機能をリストアップするわけですが、適当に思いつくままリストアップしたのではなく、漏れなくリストアップしたことということが示されているかどうか? そのこと