株式会社 博報堂 エンゲージメントプランニング局 インタラクティブプロデューサー 堀 宏史氏 (インタビュー・平田 順子) (2011年3月16日) 博報堂でインタラクティブプロデューサーとして活躍する堀 宏史氏は、インタラクティブを起点に生活者(ユーザー)の立場に立った統合マーケティングを手がけています。なかでも最近は、ソーシャルメディアを活用して伝搬させていく施策が多いといいます。いったい、どうすれば人は広告で見たものを誰かに伝えたくなるのでしょうか。その秘訣となる“人の心を動かす企画”とそれを導く“コンテキスト(文脈)の組み立て方”について語っていただきます。 時系列を設計する―堀さんが手がける最近の仕事内容に、何か傾向があったりするのでしょうか。 堀:僕の仕事への関与の仕方という点で話すと、二極化の傾向にあります。1つは、僕がデジタルメディアでの制作が得意な人間だということで、We