2014年6月9日 顏なしインタビュー等についての要望 ~最近の委員会決定をふまえての委員長談話~ 放送と人権等権利に関する委員会 委員長 三宅 弘 I.情報の自由な伝達と名誉・プライバシーの保護など 人が自由に様々な意見、知識、情報に接し、これを摂取する機会を持つことは、個人として自己の思想及び人格を形成、発展させ、社会生活の中にこれを反映させていくうえにおいて欠くことのできないものであり、民主主義社会における思想及び情報の自由な伝達、交流の確保を実効あるものとするためにも必要である。しかし、高度情報通信社会において、他人に知られたくない個人のプライバシー、名誉、肖像などはみだりに侵害されることのないよう保護することも必要である。情報の自由な伝達とプライバシーや秘密の保護との適正な調整があってこそ、行きすぎた社会の匿名化を防ぐことができる。 II.安易な顔なしインタビューが行われていない