交際相手の女性と自らの父親をナイフで刺したとして、群馬県警は4日、群馬県明和町矢島、福祉施設作業員大津晴紀容疑者(26)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕し、発表した。女性は搬送先の病院で死亡し、館林署が容疑を殺人に切り替えて調べる。 館林署によると、逮捕容疑は4日午後7時50分ごろ、自宅で交際相手のNPO法人代表、埼玉県鴻巣市の斎藤初美さん(55)と、父信裕さん(51)をバタフライナイフで刺して殺そうとしたというもの。 大津容疑者は事件後、乗用車で自宅を出たが、約40分後に署員が館林市内で見つけて、現行犯逮捕した。同署の説明では、大津容疑者は「女性に携帯電話を投げられてかっとなった」と容疑を認めているという。