増田に関するtwo-betaのブックマーク (10)

  • 防犯カメラの死角を必死で探したことがある

    実家に帰ってきて親のいない茶の間で水ようかんをべていたら、この家でこんなにしずかな時間を過ごすのは久しぶりだと気づいた。 それは両親が旅行(といっても彼らも私も都民なので県をまたいだ移動をするのは悩ましく、近場のホテルをとって普段よりすこし贅沢みたいなことをしている)で不在にしているのはもちろん、私が人との同棲結婚離婚を経てひさびさにひとりになったからというのもある。 10代後半から20代前半にかけては、親の不在期間はそのまま、好きな男の子を家にこっそり連れ込むためのタイミングだった。 いま、ひどいときには収入が5ケタになるような弱小フリーランスの私とはちがい、両親は当時から地に足のついた仕事をしており、なおかつ良くも悪くもバブル世代的な人たちだった。10年ほど前、実家の駐車スペースには黒くでかいベンツと流線形の銀色の外車が並んで置かれていて、家族である私から見てもそれらは笑ってしま

    防犯カメラの死角を必死で探したことがある
  • ネコに教えられた「遊ぶ」ということ

    ネコが遊びに誘ってくる。スマホなんかをみて時間を潰していると、ネコが「にゃあ」とひと鳴きしてこちらの肘あたりをチョイチョイと触ってくる。遊びたいのね、と思ってついていくとそこにはなにもなくて、ネコはそのままくつろぎ始めてしまう。 そんなのを何回か繰り返していて、ふと思い出した。小さなころ。 「今日は〇〇ちゃん家に集合ね」とみんなで集まって、でも特別やることもなく、てんでバラバラに漫画を読んだりゲームをしたり。 オトナになると物や出来事を共有しようとしてしまうけど、そうだった、ただひたすらに快適な空間と快適な時間を一緒にすごせば、それが「遊び」なんだった。 ネコにお呼ばれして特にやることもなく、ネコの横に座り込んで、そんなことを考えた。ネコは横で喉を鳴らしている。

    ネコに教えられた「遊ぶ」ということ
    two-beta
    two-beta 2019/07/11
    とてもよい
  • 祖母が施設に入る事が決まった

    今、入所後に使う私物に貼る名札シール作ってる所なんだけど、涙が止まらず明日に響きそうなので吐き出しておく。 今週の水曜日、同居してた要介護3のばあちゃんがグループホームに入所する事になった。足が悪く半分寝たきりで、認知症も進んできたばあちゃんを俺と父親で1年くらい騙し騙し介護してきたんだけど、入所の順番待ちをしていたグループホームから先週「急遽空きができたんですが、入所されますか」と連絡が来たのだ。先方からは以前、申し訳ないが空きができるにはまだ半年以上かかると思う、と言われていたので寝耳に水だったが、予期せず、介護生活からの解放と70年以上実家に住んでたばーちゃんとの別れがやってきてしまった。いつか来るとは思ってたけど、もっと先だとばかり思っていたので、まったく心の準備ができていなかった。ことの決定権は父親と叔母(父の姉)にあった。毎日主に世話をしているのはお前だからと、俺の意思も訊いて

    祖母が施設に入る事が決まった
    two-beta
    two-beta 2018/04/24
    ずっしりきた。"俺がもっと要領よく、マッチョに立ち回れていたなら”/臨床哲学の本で「諦めるように納得する」ってあったけどなかなか難しいな。
  • 俺は名無しさんや増田のままで居たかったんだよ

    それがいつの間にかどこもかしこもID付けなきゃいけなくなってよ。 増田の世界でも、やれあの増田は1000ブクマ付いただの、そういやあの増田今何してるかなだのよお。 俺たちもっと透明だったじゃん。 透明でいられたじゃん。 どうして個体識別されてかなきゃいけないんだろうな。 そういうのが嫌で俺はネット回線の向こう側に来たのに。 気づいたらいつの間にか……少しずつ世界の色分けが細かくなってきちまったよ。 いいじゃねえか、超有名人とそれ以外の名無しの群れでよ……。 なんでこんなカラフルで個性的でそれぞれにキャラが立ってて、現実よりも息苦しくなりそうな世界になっちまったんだろうな。 俺は、自由になりてえよ。 あの頃の、したらばや2chが出来たばかりの頃の、あのネットに戻りてえよ。

    俺は名無しさんや増田のままで居たかったんだよ
    two-beta
    two-beta 2018/01/03
    埋没してたゆたっていたいってのはある。わびさびの意識に近いのかもしれない。
  • 人生に物語は要らない

    先日ホッテントリに上がっていた単著持ち増田のエントリを読んで、そういえば自分も増田が原因でを書いたんだったと思い出した。 数年前、初めて増田に文章を投稿したら2000ブクマ付いた。「文才がある」「物書きとしてっていける」とか言われたので、24万字の文章を書いてKindleで出版した。ぜんぜん売れなかった。人の言うことを安易に信じてはいけないと思った。 そのあとまたホームレスになったので(2年ぶり3回目)しばらく福島で除染作業員として働いた。除染と言うと何か特別なことをしているように聞こえるけど、実はただの土木工事である。肉体労働は久しぶりだったけど、小難しいことを考えず黙々と目の前の作業に打ち込んでいると、頭の中の不純物が取り除かれていく感じがした。 そうだ、僕は物書きになりたいなんて思っていたわけじゃない。そんなものは誰かから押し付けられた「物語」でしかない。いままでも「元ホームレス

    人生に物語は要らない
  • RPGの戦闘における公理系

    RPGの戦闘のおやくそくをうまく説明するための公理系を考えてみました。 分かりやすい例として、随所でファイナルファンタジーをサンプルに挙げてます。 生命体(仮称)自律的に戦闘行動を行う主体のこと。 生物アンデッド戦闘ロボットなどが挙げられる。 生身の人間がコックピットでロボットを操縦しているような場合は、操縦者とロボットを一括りにして一つの生命体として取り扱う事もできる。 生命力(仮称)それぞれの生命体が持っている、戦闘行動を遂行するために必要なエネルギーのこと。 生命力は実数で表される。後述の「アンデッド」のように、負の生命力を持つ生命体の存在もありうる。以降の説明で「生命力」という言葉が出てきたら、数直線上のとある一点を表しているものと想像して欲しい。 通常の生物は代謝や呼吸によって生命力を維持するが、戦闘ロボットなどは電力・燃料などが生命力の源であると考えることが出来る。 アンデッド

    RPGの戦闘における公理系
  • 元車掌が語る指定席問題

    http://togetter.com/li/791048 お金払わなくたって空いていれば指定席に座ってもいいでしょ?っていう人。 こんな酷い人がいるのか!って驚いてる方が多いけどね、結構いるんですよ。毎日一人は遭遇してました。だいたい40代以上の男性ですね。 で、この手の人が起こすトラブルが多いんですよ当に。そんなわけでうちの会社では指定席でお金払わない人が起こすトラブルだけを集めた事例集ファイルがありまして、新人車掌は一通り目を通すようになってます。あらかじめ事例を把握しとかないと現場で相手に屈しちゃいますからね。 客同士でトラブルになるパターンが一番多く、そして厄介なトラブルです。信じられないかもしれませんが殴り合いになることもあるんですよ。そこまでいくと警察が絡んで来て処理が面倒なのでこちらも相手をお客様扱いなんてしません。トラブル処理専門の社員が超毅然に対応します。この社員はマ

    元車掌が語る指定席問題
    two-beta
    two-beta 2015/03/06
    年齢行くと、引くより突っ張るほうが面倒少ないと気づくんだろうか。
  • はあああああああ!!!????? 貴方のことは知らない!!!!

    http://anond.hatelabo.jp/20150305021937 はあああああああ!!!????? 貴方のことは知らない!!!! 分かったところで99.9パーセント何の接点もない!!!! でもめっちゃイライラする!!!!! 俺!!???俺か!!??? 俺は就活終えた4年!!!!!! 2015卒!!!!!! だからさあ!!!!!! ちょうど今なのよ!!!!! 3年�生の就活が始まるちょうど今ごろの時期!!!! こういうのに口挟みたくなる精神状態になる時期なのよ!!!! だからちょっとだけ言わせてくれ!!!!! 1回だけ!!! もう2度とこんなウザ絡みはしないから!!!! アドバイス罪の罪悪感を背負いながら言うから!!!!! すぐ終わるから聞いてくれ!!!!!!!!! オイオイオイオイオイオイ!!!! まだ就活解禁から1週間経ってないんだぜ!!!!???? なんだその私もう疲れ果

    はあああああああ!!!????? 貴方のことは知らない!!!!
  • 離婚序章からの帰還

    http://anond.hatelabo.jp/20090112230518 今から6年ほど前にこんな日記を書いていた。 あの記事の後、当に色々あったのだけど何年もかけてようやく仲の良い夫婦になれた。 すごく時間がかかったが、同じことで苦しんでる夫婦が沢山あると思うので、かなり長文になるのだが参考にしていただけたらうれしい。 ■まず必要な事は気付くことだった。 まず最初に必要なのは「に落ち着いた時間を取り戻させる」ということに気付けるかどうかという事だった。 いくら愛してるとか、いつもありがとうとか言っても、いくら大丈夫?と心配しても駄目だ。言葉では現実の大変さはカバーできない。 もっというと、ゴミ出しをするとか、時々風呂に子供を入れるとか溜まってる洗い物してあげるとか、土日に晩御飯作ってあげるとかそういう事を細切れでいくらやっても問題解決に寄与しなかった。 当に必要なのは、の大

  • 2015年度日本SF大賞推薦作品「SF大将 vs, 蛮族 ――安堂ロイド事件」

    【推薦理由】 夭逝の天才、伊藤計劃。(中略)「異なる世界、異なる文化、異なる価値観と『わたしたち』の衝突と混淆」は常にSFの主要なテーマとして存在しつづけてきた。それは同時に我々にとってもっと身近でリアルな主題でもある。たとえば今年中東で勃興したIS国は(以下略)  【文】 http://togetter.com/li/734799  これは北原尚彦先生の分が圧倒的に悪い。 同一作品の重複エントリーが公式に認められ、しかも同一投稿者による自作自演でない以上、ロイドファンたちはレギュレーション上何の違反も犯していない。 また、釈明を通じて北原先生は投稿者としての節度や倫理を問いておられるけれども、暗黙裡に了解される節度や倫理というのは所詮狭い内輪のなかでのみ通用するローカルルールでしかない。「幅広く」意見を求め世界に開かれたwwwの荒波に放り出された以上は何の効力も持ち得ないし、期待しては

  • 1