前回は「リバースproxyとは」と「Webサーバーのメモリ使用率」について解説しました。今回は前回の続きとして、「HTTPのKeepAlive」と「リバースproxyの構築」について解説していきます。 話は変わって、KeepAliveです。 1つのWebページをブラウザーが表示するにあたっては、htmlに加えてページ中に配置された複数の画像やスクリプトファイル、つまり複数のドキュメントをサーバーからダウンロードする必要があります。 この複数のリクエストを取得するのに、サーバーとクライアントの間で複数のコネクションを張ってやりとりするのは効率が良くありません。 サーバー側でKeepAlive設定が有効になっている場合、クライアントは、1つ目のドキュメントのダウンロードが完了したあとも接続を維持します。これにより必要なコンテンツを1つのコネクションで取得できるようになり、クライアントから見ても