日本最大のゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2017」が、パシフィコ横浜にて2017年8月30日~9月1日に開催中です。数々のセッションのなかから今回は、「だれでもわかる。超簡単!効果的なゲーム特許の取得方法」をレポートします。登壇者は、バンダイナムコエンターテインメント知的財産部の恩田明生氏。「どのようなものが、どうのような考え方やステップで特許になるのか?」という議題で、ネットワークゲームでおなじみのガチャのシステムなどをモデルケースを上げながら、開発しているゲームの特徴部分をいかにして特許にするかをプレゼンテーションします。 まずはじめに、特許権と著作権のちがいについて説明されました。著作権は、キャラクターや映像、ストーリー、曲といった表現に関する項目が該当します。一方、特許権は、操作方法やグラフィックなどの表現手法、ゲームシステムなどの仕様やネットワーク通信などが対象です