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本とひとに関するtypicaのブックマーク (2)

  • 魔物をつれて帰る - チェコ好きの日記

    勇気を一度も知らなくて、わたしは悲しい。 恐怖が去ろうとしないので、わたしは悲しい。 太陽に近く、熱からは遠く、 わたしの終末はもうそこまで来ていると思う。 ピクニックは賑やかすぎて、足を踏みだせない。 テーブルは強すぎて、わたしは縁に蹙みついているだけだ。 誰でもいい、わたしは人の肩によりかかる。誰だってわたしよりは暖かい。 勇気を一度も知らなくて、わたしは悲しい。 恐怖が去ろうとしないので、わたしは悲しい。 太陽に近く、熱からは遠く、 わたしの終末はもうそこまで来ていると思う。 こちらはポール・ボウルズの、ジェイン・ボウルズが29歳のときに書いた『ある老女の歌』という詩なんですが、私は最近モロッコに憧れを抱きはじめまして、手始めにモロッコに関する旅行記を読んでたんですね。というわけで今回は四方田犬彦氏の『モロッコ流謫』の感想文なんですが、きっと今後もモロッコ関連のはたくさん読むこと

    魔物をつれて帰る - チェコ好きの日記
    typica
    typica 2015/10/13
    “旅をすること、そして生活をすることは、行く先々で無数の魔物を体内に宿すということです。”
  • 「足りない」彼女に救われる、ということ - 泣きやむまで 泣くといい

    どこかでお試し版の第一話だけを読んで「ふーん」と思うだけで済ませてしまっていた。考えてみれば、「このマンガがすごい!」の一位をとった作品がそんな他愛もない話のまま終わるはずがない。最後まで読まなければいけないマンガだった。 ちーちゃんはちょっと足りない (少年チャンピオン・コミックス・エクストラ もっと!) 作者: 阿部共実出版社/メーカー: 秋田書店発売日: 2014/05/08メディア: Kindle版この商品を含むブログ (9件) を見る ちーちゃんは中学2年生の女の子だ。おそらく「知的障害」の。 かぎかっこをわざわざつけたのにはもちろん理由があって、作品中でそのような言葉は一度も出てこない。割り算ができなくたって、漢字が読めなくたって、空気が読めなくたって、彼女は友人や家族に囲まれながら、明るく日常を送れている。もし医療機関に行けば、きっと診断名はつくだろうが、そのような必要は周囲

    「足りない」彼女に救われる、ということ - 泣きやむまで 泣くといい
    typica
    typica 2015/02/24
    "自尊心の低さを知的障害の人たちに救われているのではないか、と思える人たちに多く出会う。""自分の欲望に忠実に行動できる人といっしょに過ごす中で「満たし方」もまた学んでいける。"
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