各地の海保で閲覧可能 「共有フォルダー」にあった? 尖閣諸島付近の中国漁船衝突映像流出事件で、各地の海保では、海上保安庁のネットワーク内(イントラネット)のコンピューターに画像や映像を保存、海保の庁舎内や一部の巡視船艇のパソコンからも閲覧できたという。 海保関係者によると、撮影した映像を各海保間で情報として共有することが目的で慣例化していたといい、警視庁が取り調べ中の神戸海上保安部の海上保安官(43)も、石垣海上保安部(沖縄県石垣市)に保存されていた映像に神戸の職場から容易にアクセスできた可能性もある。 各地の海保で撮影した映像や画像は必要に応じ、海保ネット内からアクセスし、コピーなどで入手できるようパソコンの「共有フォルダー」に保存。イントラネット内のパソコンからパスワードなどを入力すれば、閲覧できたという。 サイズが大きい映像や画像のファイルは、電子メールに添付して送信できないた