パズルゲームのRTAを見たことがある人なら、一度はこう思った経験があるのではないでしょうか。 大連鎖を組みながら、目にも止まらぬスピードでステージをクリアしていく実力者のプレイングは圧巻の一言で、その思考を分析するのは困難です。 ならば、聞いてみましょう。 この記事では、パズルゲームRTAのトッププレイヤーのプレイングを拝見し、プレイ中にどんなことを考えていたのか伺うことで、高度な思考の解明に迫ります。 (この記事は連載企画です。前回のXI JUMBO編、前々回のパズルボブル編もあわせてご覧ください。) 今回のゲームと走者説明今回披露していただくのは、任天堂が1995年に発売したスーパーファミコン用のパズルゲーム「パネルでポン」(以下、「パネポン」と表記)です。 隣り合う2枚のパネルを入れ替えて、同じパネルを3つ以上並べて消すという単純なルールながら、連鎖や同時消しなどを駆使して戦うために