1990年台から日本ではモニターヘッドホンのデファクトスタンダードとなっているSONY MDR-CD900ST(以後、900ST)。宅録においても未だ定番として君臨しているようですが、果たしてそれでいいのか。ミックスやら何やらすべてこいつを信じて任せてしまっていいのかという疑問があるので色々と考えてみました。 (音源全体の音の確認は、ミキシングやマスタリング等色々ありますが便宜上ひっくるめて「ミックス」として記述します) 結論というか要点というか演奏時のモニタリング、粗探しには適しているがミックスにはもっと適した他のヘッドホンを使ったほうがいい つまり目的により他のヘッドホンとの棲み分けをしつつ使用するのがいい そもそもミックスの確認はスピーカーでしょ プロのスタジオで使われるレベルの立派なヘッドホンアンプで鳴らさないと900ST本来の性能は発揮できないのでは 以下、その理由などを書いてい