フジロックフェスティバルで演奏するロイクソップ(2005年) ロイクソップ(Röyksopp、ノルウェー語発音: [ˈrøyksɔp])は、ノルウェーのエレクトロ・デュオ。1998年結成。同国トロムス県トロムソ出身で、現在は主にノルウェーにおける第2の都市であるベルゲンを拠点に活動している。 アンビエントとシンセポップを自在に行き来するメランコリックでカラフルなエレクトロニック・ミュージックを発信し、いまや北欧を代表するダンス・アクトとして世界的な人気を誇る。 バンド名「ロイクソップ」とは、ノルウェー語で、同地に自生する「煙キノコ」を意味する[1]。動物に踏みつけられることで胞子を飛散させ繁殖する煙キノコに不思議なインスピレーションを受けたのだという。 北欧という極寒の出身地を反映するように、そのサウンドにも静謐な雰囲気が漂う。デビュー時には「氷点下のダンス・ミュージック」「マイナス15℃