JR東日本は5月16日、2014年12月に発売した「東京駅開業100周年記念Suica」の失効期限について告知した。一度も利用していない場合、26年3月31日が失効日になる。 この記念Suicaは14年12月20日に発売されたもので、人気だったこともあり16年3月まで複数回に渡って販売してきた。この影響で個別に発行時期を特定できないことから、未利用のものについては一律で失効日を設けると決定。なお、発売枚数は計427万枚に及び、そのうち約250万枚が未利用という(24年3月末時点)。 なお、一度でも利用していた場合、その時点から10年間失効しない。もし記念Suicaが失効した場合、カードの交換やチャージ残額は移し替えできず、移し替えた場合はカードは回収されチャージ残額と預かり金のみ返却となる。 関連記事 訪日客向け「モバイルSuica」登場、25年春から 入国前の発券・チャージも可能に JR
JR東日本が「センターサーバー方式」を採用したSuicaの新たな改札システムを導入する。自動改札機にタッチする乗降方式が変わるわけではないが、システムとしてはSuicaが登場した2001年以来の大きな変更だ。23年5月27日に北東北3エリア(青森、盛岡、秋田)に先行導入し、首都圏や仙台、新潟エリアでも23年夏以降に順次、切り替える。 従来のSuicaのシステムは、運賃計算を自動改札機で行う方式だった。Suicaカードに書き込まれた乗車駅データをもとに、下車駅で改札機が運賃を計算する。改札機だけで処理が完結する、いわば「ローカル処理」だ。 これに対し新方式では、運賃計算をネットワークでつながった「センターサーバー」で行う。乗車駅の改札でSuicaカードをタッチすると、カード番号と乗車駅データがサーバーに送られる。下車駅では改札機にタッチしたカードとサーバーにあるデータが照合され、運賃計算が行
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