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解剖に関するu-4のブックマーク (5)

  • 喉元過ぎればエラを忘れる? - アナトミストはヤツメウナギの夢を見るか?

    最初にお断りしておく。今回は以前取り上げた2つのはてな質問の「心臓の神経」について考察する。いつも自分なりに「少しでもわかりやすく」と心がけているが,今回だけは解剖・発生の知識(用語)とそれなりの成書(教科書),とりわけその図がなければ,全くご理解いただけないと思う。自己満足といわれるかもしれないが,自分の勉強のためのメモということでお許しいただきたい。逆にそれらをお持ちの方は,騙されたと思ってお付き合いいただきたい。主張への賛否はともかく,きっと面白いと感じていただけるものと確信している。 心臓の神経についての質問です。心臓には交感神経と副交感神経という2種類の神経がつながっていますが、これらの神経は、それぞれ心臓のどこにどのように連結しているのでしょうか? 心臓には交感神経と副交感神経が分布する。教科書的には交感神経は上・中・下の頚神経節からの心臓神経と胸心臓神経であり,副交感神経は頚

    喉元過ぎればエラを忘れる? - アナトミストはヤツメウナギの夢を見るか?
  • 口ほどにモノを噛む耳 - アナトミストはヤツメウナギの夢を見るか?

    先日の脚注に「トンネルや飛行機の中で,私たちは原始の「咀嚼」をしている」と書いた。しかし,これはあまりに唐突すぎたので,説明を加えたい。だが,そのためにはまず,どうしても顎の系統発生について触れておかなければならない。 私たちの頭頚部の構造の多くは咽頭弓*1から形成されるが,これはエラを持つ魚類でも例外ではない。脊椎動物がアゴを持ったことは,それこそ陸に上がったのにも匹敵するターニングポイントであったが,何度も考察したように,構造は基的に全くの無から生まれはしない。 ではアゴはどこからできたのか?口を閉じることのできない無顎類にも閉じることができたものは?そう,そこにはエラがあったし,逆に言えばエラしかなかった。左右の鰓弓を真ん中に引き寄せて口腔を包んでやれば,鰓アナを閉じる要領で口を閉じることができるだろう。もちろん,このとき鰓弓の中の骨(鰓性骨)も正中でつなげてやる。これが我々に至る

    口ほどにモノを噛む耳 - アナトミストはヤツメウナギの夢を見るか?
  • エラからアゴへと,そして耳へと - アナトミストはヤツメウナギの夢を見るか?

    まず昨日の話を要約してみよう。 アゴはエラ(第1咽頭弓)が口の周りを囲むことで作られたモノである。 第1鰓弓の骨は顎骨となり,第2鰓弓の骨はアブミ骨となった。 哺乳類ではそれまでの顎骨がツチ骨とキヌタ骨となった。ツチ-キヌタ関節は顎関節が姿を変えたモノである。 では我々の顎関節はどこからできたのだろうか? さて,私は何度も,「何もないところから構造は生まれない」と主張してきた。だが,ここでその主張はついに破綻する。もはや顎関節を作れるような骨はどこにもない。かくして我々は最後の手段に出る。骨なき下顎*1の皮下に新しく骨を作る*2しか,残された道はない。 こうしてできた「模造品」こそ,我々の下顎骨に他ならない*3。 だが残念なことに,これで危機が去ったわけではない。下顎骨の上すなわち皮下に,上顎骨はいないのだ。下顎骨はどこと関節すればよいのだろう?ここで我々はまたしても荒技に出る。上顎骨は口

    エラからアゴへと,そして耳へと - アナトミストはヤツメウナギの夢を見るか?
  • http://biking.taiiku.tsukuba.ac.jp/man_index_anat.html

  • http://www.lib.kobe-u.ac.jp/products/anatomy/

    u-4
    u-4 2006/02/02
    解剖・発生のテキスト。
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