ラミの恩返し…極秘被災地入り、宮城女川町で野球教室 東日本大震災で被害を受けた宮城県女川町の小学校を訪問し、子どもたちと交流したラミレス(中) 巨人のアレックス・ラミレス外野手(36)が20日、東日本大震災の被災地を極秘で訪問した。津波の被害を受けた宮城県女川町を訪れ、女川第二小の生徒らと野球教室などで交流。1日だけの休養日を利用し、強行日程で被災者を元気づけた。5月2日にも極秘で同所を訪問していたことも判明。支援活動を「日本に育ててもらった恩返し」と考え、「(被災地の)子どもたちを東京Dに招待したい」というプランも明かした。 再会を待っていたのは、子どもたちだけではなかった。ラミレスは午前11時過ぎに宮城県女川第二小に到着。車から降りると、待ちきれない様子で生徒の元へ歩み寄った。「僕のこと覚えてる? 元気だった? 今日はプレゼントを持ってきたんだ」。優しく頭をなで、肩を抱き、喜び合った。