ソフトバンクモバイルの新規契約者獲得のペースが衰えない。2013年7月度の携帯電話純増数で25万4500契約となり19カ月連続で首位を達成し、13年1月から6月までの半年間で、新規契約者は約212万契約の純増。同社の孫正義社長も、7月30日に行われた13年度第1四半期の決算会見で「純増数で他社を圧倒している」と強調するなど、その勢いをアピールしている。 ただ不可解なのは、日本国内における携帯電話の総契約数が人口(約1億3000万)を超えて市場が飽和化し、スマートフォンの普及も進んでいる中で、これほど多くの純増数がなぜ安定して確保できているのかということだ。そこには、「純増数」という指標の裏にカラクリが潜んでいるのではないかという見方もある。 ●「携帯電話純増数」は、携帯電話・スマートフォンの契約数のみではない? ひとつは、各社が発表し一般社団法人電気通信事業者協会(TCA)がまとめている「
![ソフトバンク純増数トップで絶好調への疑問〜抱き合わせ販売、高額追加代金に不満殺到?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/371ea1e0509b8d2ea827f256cb10fa19a55aac07/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbiz-journal.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F06%2Ftop_2625_20130805.jpg)