中国から日本のサイトに向けたサイバー攻撃が激化している。ウェブサイトが書き換えられたり、DDoS攻撃によってつながりにくくなったサイトもあり、今後も警戒する必要がある。 DDoS攻撃とウェブサイト書き換え 尖閣諸島の国有化決定以降、中国の反日感情が高まり、デモや破壊行為が行われているが、同時にインターネット上のサイバー攻撃の被害も出ている。警察庁の発表によれば、11日から19日までに、少なくとも日本の19のサイトが被害に遭っており、中国から攻撃された可能性が高い。 中国からと思われるサイバー攻撃は、二つの方法で行われている。一つはサイトへの「DDoS攻撃」で、ホームページなどがあるサーバーにデータを大量に送りつけ、接続しにくくしたり処理不能にしたりする攻撃が行われた。この攻撃により、総務省統計局・防衛省・政府インターネットテレビなどの政府機関や、銀行・電力会社などの民間企業計11サイト