暴力ゲーム規制は違憲=表現の自由侵害−米最高裁 暴力ゲーム規制は違憲=表現の自由侵害−米最高裁 【ワシントン時事】米連邦最高裁は27日、カリフォルニア州の暴力的ゲームソフトの子ども向け販売規制法について、憲法修正第1条で保障された表現の自由を侵害するとして、違憲とする判断を下した。同様の規制法を導入している他州にも影響を及ぼすのは必至だ。 残虐な描写が多いゲームは子どもに悪影響を及ぼすとして、同州は2005年に性的暴行や惨殺シーンを含むゲームの18歳未満向け販売・貸し出しを禁止する州法を制定。これに対し、ゲーム業界は「表現の自由を侵害する」として提訴、07年に連邦地裁が違憲判決を下し、連邦高裁も違憲判決を支持していた。(2011/06/28-07:42)