損失隠しはあったものの、本業は好調で財務内容も強固――。オリンパスのそうしたイメージに陰りが出ている。2011年4~9月期連結決算はカメラ事業の不振で323億円の最終赤字となった。過去の決算を訂正した結果、資本基盤も弱まった。近く始動する経営改革委員会は、経営再建と信頼回復の重責を担うことになる。オリンパス株主の持ち分である連結純資産は今年9月末時点で459億円。3月末(訂正前)の1668億円
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