トヨタ自動車と松下電器産業および松下電池工業は5日、3社の共同出資によるハイブリッド車用2次電池メーカー、「パナソニックEVエナジー」がこのほど増資を行ったと発表した。トヨタが10億円を追加出資し、出資比率を40%から60%へと高めた 従来の資本金は20億円で松下2社が60%の株式を保有していた。トヨタが筆頭株主となることで、車載搭載システム技術との総合的な開発体制を強化する狙い。 パナソニックEVエナジーが生産するニッケル水素2次電池は、トヨタのハイブリッド車のほか、ホンダにも供給されている。 《池原照雄》