さて報告書でも書こうか、とワープロソフトを起動した私たちは、文書を作成する時、それが印刷されたらどのようになるか、という「結果」を画面で見ながら作成することができる。これは、いわゆる「WYSIWYG」と呼ばれる技術。 「What You See Is What You Get」の頭文字を取ったこの技術は、「あなたが見るものはあなたが得るもの」、つまり「見た目どおりのモノを作れますよ」というものだ。いまでは当たり前だが、そうでなかった時代もある。このWYSIWYGを生み出したキーマン、それが今回ご紹介の天才プログラマー、チャールズ・シモニー氏(以下敬称略)だ。 1948年 ハンガリー・ブダペストにて誕生。 1972年 パロアルト研究所に入所。 1974年 WYSIWYGワープロBravoを開発。 1981年 マイクロソフト社へ入社、WordやExcelを開発する。 2002年 マイクロソフト