経済環境の減速は、企業活動のあらゆる場面に影響を与えている。それは企業の知財戦略にも及んでいる。先頃発表された日本における特許申請数は、前年を下回る実績となり、同様の傾向は、米国や欧州でも見られているという。この背景には、企業の研究開発投資の削減が直結しているとの見方もあるからだ。だが、研究開発費の削減だけが、企業の選択肢ではないとマイクロソフトでは語る。 来日したした米マイクロソフトのコーポレートバイスプレジデント 副ゼネラルカウンセル兼総務部長補佐 LCA-IP&ライセンシンググループのマーシャル C. フェルプス、jr.氏に話を聞いた。 --経済環境が減速するなかで、いま企業の知財部門ではどんなことが起こっていますか? 米マイクロソフトコーポレートバイスプレジデント 副ゼネラルカウンセル兼総務部長補佐 LCA-IP&ライセンシンググループ マーシャル C. フェルプス、jr.氏 フェ