令状なしのGPS捜査を違法とする最高裁判決を勝ち取り、ダンスクラブの風営法違反事件などで無罪判決を得てきた気鋭の弁護士、亀石倫子さん(43)。大学の英文科を卒業後、OLから転身した異色の経歴の持ち主だ。集団になじめず、「何者にもなれない」自分に苦悩した日々を振り返り、「一人を恐れず、自由に生きよう」と語る。 ――医師免許なしにタトゥーを入れたとして、彫り師が医師法違反の罪に問われた裁判で主任弁護人を務めています。大阪地裁で有罪判決が下された日の夜、彫り師らとの懇親会の席で涙を拭っていましたね。 おしぼりを顔に当てて、思いっきり泣きました。無罪判決を得て、彫り師さんたちの喜ぶ顔、安心する顔が見たかった。 弁護士になってから、あんな風に人前で泣いたのは初めてかも。一番泣きたいのは彫り師の人たちなのに、お前が泣いてどうするんだって感じですよね。 人前で泣く女の人のこと、普段けちょんけちょんに言っ
46年に及ぶ弁護士経験を活用し、依頼者の正当な権利を護るための 弁護活動を今後も継続したいと思います。 経歴 中央大学法学部法律学科卒 司法修習22期 1970年 弁護士登録(第二東京弁護士会所属) 1998年 日弁連常務理事・第二東京弁護士会副会長 2008年 専修大法科大学院客員教授 2009年 東京簡裁民事調停協会会長 現 東京HIV訴訟弁護団団長 主な取扱分野 労働事件・労災事件 医療過誤・交通事故等各種損害賠償事件 相続事件・離婚事件等の民事事件 趣味 読書 スポーツ(マラソン・ゴルフ・スキー等) 音楽鑑賞 主な活動内容 日本労働弁護団常任幹事 東京十勝池田会会長 担当した主な事件 日産自動車事件 大日本印刷事件 三菱樹脂事件等の労働事件 スモン(キノホルム薬害)事件 HIV感染被害(薬害エイズ)事件等の薬害事件 執筆・論文・講演 『わかりやすい職場の法律事典』(有斐閣)
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