translationに関するukiyobluesのブックマーク (1)

  • 世界が絶賛した英訳「源氏物語」が現代日本に転生するまで…『レディ・ムラサキのティーパーティ』を読む(毬矢 まりえ,森山 恵)

    いつの時代のことでしたか、あるエンペラーの宮廷での物語でございます。 ワードローブのレディ(更衣)、ベッドチェンバーのレディ(女御)など、後宮にはそれはそれは数多くの女性が仕えておりました。そのなかに一人、エンペラーのご寵愛を一身に集める女性がいました。その人は侍女の中では低い身分でしたので、成り上がり女とさげすまれ、妬まれます。あんな女に夢をつぶされるとは。わたしこそと大貴婦人(グレートレディ)たちの誰もが心を燃やしていたのです。 これは「ヴィクトリアン源氏」。つまりわたしたち毬矢まりえ、森山恵姉妹による『源氏物語The Tale of Genji』〈戻し訳〉の冒頭部である。源氏物語の現代語訳といえば、だれもが与謝野晶子、谷崎潤一郎に始まる錚錚たる大作家、権威ある源氏物語学者の名を次々思い浮かべるだろう。 拙訳『源氏物語 A・ウェイリー版』(左右社)は、世界ではじめて『源氏物語』を英語

    世界が絶賛した英訳「源氏物語」が現代日本に転生するまで…『レディ・ムラサキのティーパーティ』を読む(毬矢 まりえ,森山 恵)
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