僕がM&Aの仕事を本格化させた90年代。 デパート、いわゆる百貨店ですね。まだまだ一県にひとつ、必ず地元の有名百貨店という奴がありました。もちろん今でも頑張っている百貨店もありますがかなりの数が閉店、または大手の系列などに入っていきました。 要するに一県にひとつの百貨店は必要がない。今や通信販売もあるし、SCの品ぞろえも百貨店と遜色ない。 僕らの子供のころ、百貨店はある意味「テーマパーク」だったんですね。今では百貨店はすでに特別な場所でも何でもなくなってしまいましたが、僕らが小学生のころは三越のデパート食堂でご飯を食べるというのはとんでもない御馳走、かつ「ハレ」の場でした。 今や東京でさえ、三越、伊勢丹、高島屋などなど再編に次ぐ再編ですね。 家電量販店もすごいことになってきていますね。こういう現象をオーバーインダストリーといいまして、要するに数が多すぎるって話です。 そして未だに圧倒的に数