携帯電話契約者の純増数で「ひとり負け」が続く中、2008年4月18日、NTTドコモの代表取締役社長の中村維夫氏が「新ドコモ宣言」を行い、新ロゴを発表した。今年7月1日からは新生NTTドコモによるブランド展開が本格化する。その重要な役割を果たしたのが、日本コカ・コーラの会長であり、NTTドコモの特別顧問である魚谷雅彦氏だ。そこで今回は魚谷氏に、NTTドコモのブランド改革に至る経緯と具体的な改革内容について話を伺った。前編、後編の2回にわたってお届けする。(聞き手・文/山田久美) 最初は中村社長の人柄に感銘 ―NTTドコモの中村社長からブランド改革に関する相談を持ちかけられたと伺いましたが、その時の率直なご感想は? 魚谷氏:私自身は長年にわたって日本コカ・コーラで働いてきたわけですが、ドコモとは、私が日本コカ・コーラの副社長の時代に一緒に自動販売機とiモードを連携させたサービス「Cmode(シ
![新生・NTTドコモの仕掛け人を直撃! 「本当にドコモは変われるのか?」【前編】 - 日経トレンディネット](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/24c1b4f59eb90c8c3efaf2ada993fa912315fa8c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftrendy.nikkeibp.co.jp%2Farticle%2Fcolumn%2F20080602%2F1013760%2F06_px450.jpg)