高松市牟礼町に行ってきました。市内中心部から車で20分ほど。瀬戸内海に面し、カキの養殖が盛んなところです。毎年10月〜3月の間、海沿いの道に「カキ小屋」が出現します。小屋を開いているのは、カキの養殖家の皆さん。普段は作業場とおぼしき部屋に、大きな鉄板が配置され、「焼きガキ」を囲む人でにぎわいます。殻が焼けるパチパチという音、醤油の焦げる香り。入り口にはいった瞬間に、お腹がグーっと鳴りました。 100分間食べ放題。食べるはしから、スコップでわっさわっさとカキが継ぎ足されていきます。呆気にとられる私たちに、「お客さんと私の勝負やね」と、必殺カキ焼き人のおばちゃんがニヤリ(各テーブルに一人ついてくれます)。体のどこかにパチリとスイッチが入りました(どこよ?)。左手に軍手、右手にナイフ。髪を後ろで結わえて準備完了。がんがん焼いちゃって下さい。はい。 焼け具合を見計らって、おばちゃんがカキを鉄板の端
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